アタラクシアへの到達

なぜ、なぜ、なぜ、私はこんなにも苦しいのか。

郵便局まで出向いた私は、行きも帰りも統合失調気質を心の内で極めていた。こちらを向いている車が怖い、こちらに向かってくる人間が怖い、きっと出来損ないの自分を見ている、私が出来損ないだから…
特定の誰かに打ち明けることもできず、ただ苦しさを渦巻かせている弱い人間。短い文章でしか綴れない根性なしの人間。今日もわがままでみじめだ。醜く不格好、サラダが泣いている。もう何も考えず昏睡してしまいたい。誰か、睡眠薬をください。