幸せになること

一つに縛られてその価値観の中で生きることが、個人にとって幸せならばその生き方は正しいのだろう。選択肢が沢山ある中で、天秤の釣り合いは、幸せに傾いていたい。だから私は、敗北性により逃げていた私は、受け入れられることがないとわかっていながら、…

この感覚と夢を重ねて

永続する幸せは、本質的には無いと解っていても、求めてしまう。自分の特質を知っていながら、愚かなことだ。 私と関わった人は、みんな可哀想だと思う。どれだけの努力も、私のせいで全て無かったことのようになる。どうなれば成功?死ななければ成功なのか…

粉で

泥濘の最前線に立っていた。沈んで何も考えられなくなる前に、心臓から円錐状のアルミを抜き取った。レースで覆われた蓋の下には、細かな水晶混じりの砂が、角砂糖や波形や泡なんかを包んでいた。尖端部分を掻き出してみると、黒暈けた煤が出てきた。残りは…

おそい

薬が効いてくるまでの数十分を耐え凌ぐのに消費する労力、脳死で文章を書くこと、とりあえず食事をすること。今日の朝ごはんは、母親の元恋人の葬式でもらった海苔で巻いた卵かけご飯とサプリメント。右耳では惰性で追いかけているオタクコンテンツの新曲が…